Nvidia、RTX Spark搭載ノートPCを発売 価格は2,399ドルから
Nvidiaは、Blackwell世代のRTX GPUとGrace CPUを1つのチップにまとめたRTX Sparkを搭載するWindowsノートPCが、6社のPCメーカーから販売開始されたと発表した。

Nvidiaは2026年10月17日、同社のRTX Sparkプラットフォームを搭載したスリムなプレミアムWindowsノートPCの販売を開始し、価格は2,399ドルからになると発表した。初期製品はASUS、Dell、HP、Lenovo、Microsoft、MSIから登場し、今後さらに多くのシステムが登場する予定だという。
1つのパッケージにGPUとCPUを統合
Nvidiaは、RTX Sparkを、Blackwell世代のRTXグラフィックスプロセッサと同社のGrace CPUを組み合わせたスーパーチップと説明している。同社によると、このプラットフォームは最大1ペタフロップスのAI演算性能を提供し、両プロセッサ間で共有される最大128GBの統合メモリをサポートするという。
同社は、このノートPCを、ローカルでAIモデルを動かしたいユーザーに加え、クリエイターやゲーマーにも訴求している。また、開発者向けに、このハードウェア上でローカルAIワークロードを実行するためのテスト済みのレシピやプレイブックも案内している。統合メモリの容量は、クラウドに頼らずにデバイス上でどれだけ大きな言語モデルを動かせるかを左右するため、この用途では重要になる。
6都市で開催された発売イベント
Nvidiaは6都市でイベントを開催し、製品の小売り発売を祝った。ベルリンでは、アレクサンダープラッツにあるSaturn店内のゲーミング会場XPERIONで行われ、創業者兼CEOのジェンスン・フアンが予告なしに登場し、サインを入れた5台のノートPCを配布した。ベルリンのテレビ塔は、同市の毎年恒例の光の祭典「Festival of Lights」の一環としてRTX Spark仕様の照明で彩られた。
その他の発売イベントは、北京のJD MALL双井店、イスタンブールのVatan Bilgisayar Topkapı、ソウルのCOEX東ロビー、サンフランシスコのBest Buy店舗、台北のMuse Gardenで行われた。同社によると、イベントでは実機デモや地元のクリエイターや創業者によるトークが行われ、サンフランシスコではテック系インフルエンサーのiJustineも登場したという。
RTX Sparkは、IntelやAMDのプロセッサと組み合わせるディスクリートGPUの供給者という従来の役割を超え、自社による統合型Windowsノートプラットフォームの提供へとNvidiaが踏み出したことを示している。高い参入価格からは、初期の製品がプロフェッショナルや愛好家を主な対象としていることがうかがえる。Nvidiaの性能数値は同社の主張であり、競合するAI PCと比べてどうなのかは、第三者による独立したレビューで明らかになるだろう。
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