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Figma、AIエージェントをブランドのデザインルールに沿わせるSpecsエディタを発表

インドで初開催されたConfigイベントで、Figmaは設計ルールをAIエージェントに伝えるMarkdownベースのエディタ「Specs」を発表。あわせて、コードレイヤーのパブリックベータ版と新たな連携機能も公開した。

AIHere ニュースデスク· 1 分で読めます🇮🇳 インド
デザインキャンバス上で抽象的なAIエージェントがインターフェース部品を配置し、ルールブックの文書を参照しているイラスト。
AIで生成したイメージ画像

Figmaは、インドで初めて開催されたConfigイベントにおいて、Markdownベースのエディタ「Figma Specs」を発表した。発表日は2026年10月15日。同社によると、このツールを使えば企業は自社のデザイン言語を記述でき、Figma独自のAIエージェントや第三者のエージェントが、コンテンツを生成する際にブランドのルールをより忠実に守れるようになるという。

Specsは、デザイン原則を書き留めるためのシンプルな執筆スペースとして機能する。Specsのドキュメントは単独のファイルとして保存することも、キャンバス上に直接配置することもできる。キャンバス上の要素へのリンクや、FigJamの図、コードレイヤー、デザインの埋め込みも可能だ。さらに、デザインライブラリ、コードライブラリ、ガイドラインを取り込むこともでき、エージェントがルールを守るために参照する中心的な情報源を作ることができる。

予測しにくいAIを制御する

Figmaは最近、キャンバス上で動作するエージェントの利用範囲を拡大した。AIの出力は実行のたびに変わりうるため、同社はエージェントがより予測可能な結果を出すためのツールを追加していると説明する。6月に非公開ベータ版となったコードレイヤー機能は、より高度なインタラクティブなプロトタイプのためにキャンバス上のデザインにコードを加えるもので、現在はパブリックベータへ移行している。ユーザーは、エージェントにデザインのコード化を依頼したり、反復作業の中でコードの一部を書き換えさせたりできる。

Figmaのチーフデザインオフィサーであるロレダナ・クリサン氏は、現在は以前の17倍のコード行数が書かれている一方、リリース件数は1.3倍にしか増えていないと述べた。同氏の見方では、そのコードの多くは出荷されるためではなく、製品のあるべき姿を探るために存在しているという。「それはデザインのために作られているのです」と同氏は語った。

同社はまた、MCPのサポートを20以上の追加ツールに拡大したと発表した。その中には、Open Code、Dia、Grok Bot、インドのAIスタートアップであるSarvamが含まれる。Figmaが昨年買収したオープンソースのヘッドレスコンテンツ管理システム「Payload」は、Figma Makeと統合される予定で、ユーザーは動的なウェブサイトを構築し、コンテンツを直接管理できるようになる。Figmaによると、過去12カ月でPayloadのダウンロード数は6倍に増えたという。

インドが重要な理由

Figmaは昨年末、初のインド拠点を開設し、営業、提携、市場開拓、製品サポートの各チームを配置した。同社はインドを、米国以外で最大のユーザー数を持つ市場と位置づけており、ボンベイ証券取引所に上場する企業のうち上位100社の40%と協業しているという。

今回の発表は、デザインソフトウェアがAIエージェントとの協働へと広く移行していることを反映している。ブランドガイドラインを機械が読み取り参照できる形にすることで、Figmaは、自動生成されたデザインが企業の確立した外観や基準から逸脱してしまうという一般的な懸念への対応を目指している。

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